NHK予算、国会で承認 受信料収入減も収支は均衡

参院本会議は30日、令和4年度のNHK予算を承認した。予算は収支均衡で事業収入、支出ともに6890億円。受信料収入は新型コロナウイルスの影響で前年度比13億円減の6700億円を見込むが、訪問営業の削減で経費を圧縮した。
金子恭之総務相は、4年度に開始予定のテレビを持っていない人へのインターネットを通じた番組配信について「節度をもって事業を運営すること」と意見を付けた。5年度に予定する受信料値下げの内容を早期に具体化することも求めた。
NHKは放送法に基づいて予算を総務相に提出し、国会で承認を得る必要がある。

https://www.sankei.com/article/20220330-W62RH2UAMVLA7KHN4W4WIQPIFU/