中2女子生徒自殺"いじめ調査報告書"入手…教育委員会は「ほぼ黒塗り報告書」公開【大阪発】

中2の女子生徒が飛び降り自殺 同級生から「死ね」「うざい」
2019年、当時中学2年生の女子生徒が自宅近くのマンションから飛び降り、自殺した。
生徒は部活動で同級生から「死ね」「うざい」と言われるなどのいじめにあっていて、不登校になっていた。

女子生徒の母親:
都度、学校の先生に『こんなことあったけど本当ですか?』と確認で、すぐ電話するんです。
当時の教頭は『担任に言っておきます』、担任に話すと『顧問と話しておきます』、
顧問に話したら『担任と話しておきます』。全部たらい回しなんですね。隠そう隠そうとする体制。問題ないでしょと。
『子供同士の喧嘩もめごとでしょ?どうして親がでてくるの?』という対応だったし

女子生徒は中学1年の頃から不登校の状態が続いていたが、中学2年の担任は女子生徒とほとんど顔を合わせず、聞き取りをしていなかった。
さらに、国が義務付けているいじめを調査するアンケートを、女子生徒に対して行っていなかったというのだ。

3月17日、堺市教育委員会は調査報告書を公開し、会見を開いたが、報告書のほとんどの内容はいわゆる
”黒塗り”だった。

「被害者と加害者の個人情報の保護」を理由として、女子生徒が受けたいじめの内容や、
マンションから転落死したことなど、基本的な事実について書かれた部分も、黒塗りにされていた。
https://www.fnn.jp/articles/-/336369

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