横断歩道で8歳男の子が車にはねられ死亡…「二度と運転しない」と述べた女に執行猶予付き有罪判決

去年4月、金沢市内の横断歩道で児童をはねて死亡させたとして過失運転致死の罪に問われた女の裁判。
金沢地裁は24日、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

去年4月、金沢市田上本町北交差点で事故は発生しました。事故にあったのは下校中に横断歩道を渡っていた小学3年生の男子児童。
当時、金沢市に住んでいた小池香保里被告の運転する乗用車にはねられ、その後死亡しました。

24日金沢地裁で開かれた判決公判。白井知志裁判官は「8歳という若さで突然命を絶たれた。
遺族の悲しさ、喪失感、憤り、怒りは計り知れない」と述べました。

その上で、「横断歩道は最も慎重に目視で確認すべき場所であるのに小池被告は安全確認を徹底しなかった」と非難しました。
ただ小池被告は免許を返納し「二度と運転をしない」と述べていることなどをあげ、禁錮3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/339e23a69e9fd2fada65b00fd86e6812c1862461