第94回アカデミー賞授賞式の生放送中に起きた「ビンタ騒動」に関する世論調査で、過半数がクリス・ロックが悪いと回答した。

ニューヨークポスト紙によると、調査はブルー・ローズ・リサーチ社がオンラインで実施し、「どちらが、より間違っているか」との質問に米国民2,160人が回答した。

全体では52.3%がクリス・ロックと答え、47.7%がウィル・スミスを選んだ。

年代別では、若者ほどクリス・ロックを悪いとする傾向が強く、18歳〜34歳では57.8%がクリス・ロックを選んだ。一方65歳以上のグループになると逆転し、51.8%がウィル・スミスと答えた。男女別では、クリス・ロックとウィル・スミスの比率は、女性が56.5% – 43.5%。男性は47.6%-52.4%だった。

信仰心では「バイブルは神の実際の言葉」と考えるグループの58.4%がクリス・ロックを選択。一方、「寓話本」と考えている人々は、48.6%だった。

学歴別では、カレッジ以下の回答者の過半数がクリス・ロックと答えたのに対して、4年生大学では、クリス・ロックを選んだのは42.4%、修士以上では48.4%だった。

授賞式の最中、ウィル・スミスは、プレゼンターとして登壇したコメディアンのクリス・ロックが、妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をネタにしたことに激怒。ステージ上で、ロックの顔面を平手打ちした。ジェイダは脱毛症を発症し、頭髪を剃っているが、ロックは「G.I.ジェーン2を見るのを待ちきれないよ」とジョークにした。


https://www.mashupreporter.com/majority-of-americans-side-with-will-smith-over-chris-rock-in-oscar-slap/