https://news.yahoo.co.jp/articles/adc58e254e46442789ecb5acc813c06cda534f82

大阪・後を絶たない、新型コロナ後遺症に悩む患者…オミクロン株で変化も…

大阪府は30日、新たに4517人が新型コロナウイルスに感染、23人の死亡が確認されたと発表しました。

コロナの後遺症に悩む人は後を絶ちません。大阪・北区にある北野病院では、去年から後遺症の専門外来を始め、これまでにおよそ100人の患者を診察しています。

【患者】
「退院してから嗅覚障害・味覚障害・脱毛など、不安に感じる後遺症があった」

病院によると後遺症には2つのタイプがあり、そのまま症状が長引くケースとコロナ回復後、集中力の低下や脱毛の症状が新た出てくるというものです。

最近ではオミクロン株特有とみられる症状を訴える人もいます。

【北野病院 丸毛部長】
「オミクロンの場合、感染者の数が桁違いなので、まだ1〜2か月という期間だが、後遺症の症状が続いている患者が多い。やはり倦怠感が強かったり、咳が強かったりする患者が多い」

後遺症が長引くことで、もうひとつのリスクも…。

【北野病院 丸毛部長】
「途中でうつ病になったり、不安神経症になったり、PTSDになったり…コロナプラス2次的な合併症が起きている場合もある。そういった場合はしっかりコントロールするのが重要だと思う」