渡り鳥「マガン」ウトナイ湖に飛来…数は例年の半分ほども"春"の訪れ 繁殖地シベリアへ 北海道苫小牧市

北海道苫小牧市のウトナイ湖では本州で冬を過ごした渡り鳥の群れが飛来し、春の訪れを告げています。

 氷がなくなったウトナイ湖の上を、一斉に飛び立つ渡り鳥「マガン」。

 例年2月から3月に越冬地の本州から6〜7万羽が飛来します。

 ウトナイ湖・野生鳥獣保護センターによりますと、2022年は餌場となる牧草地や畑などに雪が長く残っていたためか、飛来数が半分ほどに留まっています。

 まだ薄暗い午前4時30分ごろから一斉に飛び立ち、餌場で羽を休めるマガンの群れ。

 この後は美唄市の宮島沼を経て、繁殖地のシベリア方面に向かうということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/267b332c72960bea5100ddb01310ac145a4b51ac