公印・割り印忘れて中学の卒業証書授与…卒業生210人にメールで来校依頼
2022/03/31 07:53

 今月15日に卒業式が行われた埼玉県川口市立西中学校で、教職員が公印と割り印を押し忘れたまま卒業証書を授与していたことがわかった。約210人の卒業生には、卒業証書を持って再び来校するようメールで依頼。30日までにほぼ全員分を押し終えたという。同校は「余計な手間をかけさせてしまった。再発防止を心がける」としている。

 同校によると、 揮毫きごう された卒業証書は2月中旬〜下旬に納入された。例年は3年生が登校しない期間などに押印の作業をするが、失念したまま卒業式当日を迎えた。式典後、校内にあった欠席者の卒業証書に公印と割り印がなかったことで、押し忘れが判明。卒業生や保護者からの問い合わせはなかったという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220331-OYT1T50077/