https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%E6%9D%B1%E5%87%BA%E6%98%8C%E5%A4%A7-%E7%8C%9F%E5%B8%AB%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84-%E5%91%BD%E3%81%A8%E5%90%91%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84-%E6%81%A9%E5%B8%AB%E3%81%AB%E6%89%93%E3%81%A1%E6%98%8E%E3%81%91%E3%81%9F%E9%A1%98%E6%9C%9B%E3%81%A8-%E7%8B%A9%E7%8C%9F%E3%81%AE%E8%85%95%E5%89%8D/ar-AAVIjkE

東出昌大「猟師になりたい」「命と向き合いたい」恩師に打ち明けた願望と“狩猟の腕前”

「殺生するだけの価値が自分にあるんだろうかって……」

 山で虚空を見つめながら呟く東出昌大。

 3月21日にスペースシャワーTVで放送された『24hour MOROHA“単独”武道館』という番組で、東出と2人組の音楽ユニット・MOROHAによるドキュメンタリー作品が制作中だと発表された。

「東出さんは、昔からMOROHAの大ファンで、メンバーとの親交もあるようです。かつてバラエティー番組で彼らを紹介したり、MVに出演したこともあります」(芸能プロ関係者)

 今年2月、東出は所属事務所との契約を解除されている。

「'20年の唐田えりかさんとの不倫騒動後も所属事務所は彼をフォローしてきましたが、その後も女性関係の報道が続いたことで《これ以上共に歩くことはできない》と事務所が異例のコメントを出して、契約解除に至りました」(スポーツ紙記者)

 事実上の“クビ”となった東出が再起を図るドキュメンタリー作品のテーマは“狩猟”。制作途中の動画では、猟銃で撃ち、仕留めた鹿を東出が背負って歩く姿もあった。

命が消える瞬間を目にして
「東出さんが狩猟を始めたきっかけは、'17年に出版した『西から雪はやって来る』という写真集の中で、狩猟シーンの撮影をしたことだったそうです。今ではひとりで山に向かうほどです。

 東出さんのように、わな猟ではなく猟銃を扱う場合は、狩猟免許とは別の許可も取得しなければならず、費用は概算で10万円以上かかります。ちなみに杏さんも'15年に狩猟免許を取得しています」(広告代理店関係者)

“狩猟ドキュメンタリー”の内容について、監督を務めたエリザベス宮地氏が週刊女性に話してくれた。

「東出さんの生きる姿勢と、MOROHAの音楽が共鳴するような作品を目指しています。“なぜ東出さんは狩猟をするのだろう”ということが制作のきっかけで、ドキュメンタリーのベースはその問いとなっています」

 東出の起用を前提とした企画だったと明かす。撮影に参加した猟師兼料理人の阿部達也さんも、こう語る。

「東出さんとは、'17年の写真集の撮影で知り合って、今回も本人から連絡をもらって、同行しました。彼はとてもまじめな青年で、“獲った動物を自分で料理したいので、教えてほしい”と言われました。“釣り”の延長で狩猟を始める人も多いのですが、彼は“ゲームとして楽しむのではなく、命に向き合いたい”と話していました」

 ひと呼吸置いて、阿部さんは続ける。

「写真集の撮影で、東出さんは“命が消える瞬間”を初めて目にしたイノシシを、自らさばいて食べました。思うところがあったようで、そのときに私が“猟師になるか?”と聞いたら“なりたいです”と答えていました」

 '20年に杏と離婚し、今や事務所からも離れて四面楚歌になった彼にも、手を差し伸べる人はいるようだ。

 こうした“恩人”たちに、東出は自分の価値を見せることができるのか。