幼虫の時に金平糖のような星形の繭を作る新種のハチが沖縄県内で見つかり「ホシガタハラボソコマユバチ」と名付けられました。
星形の繭を作る虫は世界的に珍しく、国内では初めての発見だということです。

新しく見つかった「ホシガタハラボソコマユバチ」は成虫でも体長3ミリから4ミリほどの小さなハチです。

3年前、沖縄市の沖縄こどもの国で小学生などが園内を調査したところ、参加者が金平糖のような星形の繭を見つけました。

沖縄市立郷土博物館などの研究チームが調べたところ、幼虫がほかの昆虫に寄生して成長したあと、糸を吐いて枝葉からぶら下がり、100匹余りが協力して繭を作っていたということで、新種のハチであることが分かったということです。

繭は天敵から身を守るために作ると考えられ、大きさは1センチから3センチほどで星形に見えることから、「ホシガタハラボソコマユバチ」と名付けられました。

星形の繭を作る虫は世界的に珍しく、国内では初めての発見だということです。

「ホシガタハラボソコマユバチ」は沖縄本島だけでなく、奄美大島などでも見つかっていて、研究チームは繭が作られる様子をYouTubeで公開しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220406/k10013569051000.html
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