スペイン弁護士兼ジャーナリストのルベン・ヒスベルト氏
【ブチャ事件を語る】


いくつか明らかな「準備の跡」が見受けられる。
まず1点目は死斑だ。それらの死体は全て「急いで」現れた。そして身元が確認できない。

つまり、市外の100人だということだ。見たところ、確実に言えることはその場所で死んだのではない。他で死んで運ばれたものだ。そこで見られる死体は死後24時間か48時間の間、どこかに貯蔵されたものだ。というのは死後、体内の液体が沈降分離されることによって一定の部位がの色を呈する...

死体をひっくり返すと、下になっていた部分はその色のまま。こういう現象がブチャでの多くの死体に見られる。例えば手に。私はそれを見た。冷凍とか圧縮されていなければ、平面に、例えば床に置かれていた手が、後になって上に向けられた、つまり死体は明らかに「動かされた」ということができる。

2点目は死体の白い腕章だ。それはロシア軍とロシア人、若しくは、例えば私がドンバス取材に行った時に働いてくれたようなボディガードとかそういう仕事をした市民、つまりロシアの軍人ではないけれど、例えば人道支援とかそういう活動をしていた民間人が身に着けていたものだ。

死体は白い腕章がついていた。プロ・ウクライナの人、あるいは反ロシアの人たちはあの白い腕章をつける理由がない。
最後に、死体のある場所に全く血痕がない。
通りで人を射殺すれば、その人は倒れ、血が流れる。

ビデオを見てほしい。つまり、ウクライナで起きていることとして公開された最近のビデオを。射殺された人の死体からはとんでもない量の血が流れることがわかるだろう。


ドンバス取材で極右から家族含めて脅迫を受けたが「黙らない」と宣言したルベン氏。


動画
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1511018205485178882/pu/vid/1280x720/wmviZaGRTFzyFoN0.mp4

https://i.imgur.com/aJkBANF.jpg