京大、研究用原子炉を廃炉へ＝老朽化などで｜ニフティニュース
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京都大は５日、大阪府熊取町の研究用原子炉（ＫＵＲ）の運転を２０２６年５月で終了し、廃炉にすると発表した。施設の老朽化に加え、米国による使用済み核燃料の引き取り期限が２９年５月に到来することを踏まえた。
ＫＵＲは１９６４年に運転を開始し、最大出力は５０００キロワット。原子炉から生まれる中性子を活用したがん治療など幅広い分野の研究に使われている。２０１１年の東京電力福島第１原発事故後に運転を休止したが、新規制基準への対応を終え、１７年から再開していた。 【時事通信社】
