立憲民主党の野田佳彦首相は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。「最も重要なのは皇統を途絶えさせないことだ。あらゆる選択肢を考え検討して議論していく必要がある」と強調した。

 野田氏は、「天皇陛下の次の世代で皇位継承権を持つのは、今春、高校に進学された悠仁(ひさひと)さま、お一人だ」と指摘し、「このような状況で皇位継承問題を棚上げするとは考えられない。次世代の皇位継承権がたった1人しかいないことに対する危機感がなさ過ぎる」と語った。

 「皇位継承を巡る課題は国家体制の根幹の問題だ。党利党略で議論しようとは誰も思わないし、さまざまな考え方について大いに議論しなければ、国民が納得する考え方・制度は生まれるはずがない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a31b36dec0d5dc55619842a1719a2b6434b23a81