【ロンドン共同】ロシアは4日、米欧や日本の経済制裁で外貨準備の半分近くが凍結されてから5回目となる国債の支払期限を迎えた。
約20億ドル(約2400億円)のドル建て国債の償還で、うち約14億5千万ドル分を自国通貨ルーブルで買い戻したと説明しており、残りの支払いが焦点だ。

ロシア国債、ルーブルで買い戻し 財務省発表、支払いも実行 3月31日
 ロシア中央銀行は制裁で約6400億ドルの外貨準備の半分程度を活用できなくなった。外貨不足の状態は解消されておらず、デフォルト(債務不履行)に陥る懸念は依然として大きい。

 米ブルームバーグ通信などによると、4日期限分は8400万ドルの利払いを含み、猶予期間は30日間だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/866b0423bcc127f75519b1ee665bd5435aa859dc