日常でKF 94規格マスクを使い始めてすでに2年が経った。
コロナ時代以前には、事実「KF」といってもせいぜい微細粉塵が激しい春・秋に使うだけだった。

隣国日本はコロナ時代以前からマスクを使ったという。
周辺に迷惑をかけることを極度に嫌がる特有の国民性と杉の花粉アレルギーを患う人々が多いからだという。
それに比べて米国をはじめとする西洋人たちはマスクを不穏な(?)物扱いをした。
対話を交わす際、相手の表情を読む文化のためでもあり、何よりも「覆面」は強盗やテロリストを連想させるという理由からだ。
西部開拓時代の映画だけを見ても覆面を用いた人々はすべて悪党だ。

2020年初め、コロナウイルス事態が騎乗を受けながらマスクを購入するために薬局で長く並んだのが夢のようだ。
当時は全世界的にマスク購入大乱が起き、私材機が激しく、価格暴落と売店売買をする業者たちのため社会問題となった。
一方ではKFマスクの優れた品質に支えられ、韓国製マスクが世界的に人気を集めた。
2022年、コロナと「エンデミック」を準備する私たちではもう思い出ではなく思い出になってしまった。

世界各国の政府は「最高のワクチンはマスク」であり、国民にマスクを着用することを勧告した。
筆者の場合、コロナ序盤の法廷でマスクを着用ことがかなりぎこちなかった記憶がある。
法廷は服装から最も保守的で礼儀を守らなければならないところだが、顔の大部分を遮ったまま弁論をするということがまるで礼儀に外れるのではと感じられた。
判事に長く説明をしたり、証人新聞をしてみると息が加わって不便だった。人は適応の動物だったのか。
今、法廷でマスクを使わなければ、むしろぎこちなくて言葉がよく出ない。

「顔の大部分を覆い、目つきだけさらされてみるとみんな美男・美女になったが、
マスクを脱いだら元通り(?)醜くなるという意味で「マスクを書いた詐欺師」と呼ばれる。
インターネットではマスクを書いた状態でお互い好感を交わした男女がいざマスクを脱いだ後にぎこちなくなったという笑い声も漂う。
さらにこのごろ結婚相談所では約束場所に出てマスクを下して相互顔を確認した後に進行されるのが'ルール'という。

政府が早ければ今月18日から室内マスク着用を除いた全ての防疫措置を解除すると発表することで期待と懸念が同時に出ている。
「エンデミック」時代に突入しながら、マスクと別れをする時となったようだ。マスクが不便だったとしても、
過去2年間鼻炎や風邪のような呼吸器疾患に苦しんでいなかったので、良かったという意見もあり、
室内では着用しなければならないので、当分の間別れは折らなければならない。

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