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すべての責任はロシアにある?

セルビアからのコソボ独立の際、西側は軍事介入し、ロシアもクリミアとジョージアに軍事介入した。
西側の軍事介入はコソボの独立とその住民の自由と人権のためのものであり、
クリミアとジョージアに対するロシアの軍事介入は膨張主義の野心にすぎないのだろうか。
ウクライナとジョージアは領土保全が保証され、親ロシアのセルビアはなぜ除外されるのか。
(略)
「ルソフォビア」は、ロシア恐怖症またはロシア嫌悪症と訳される。
(略)
「ロシア人を弁護するためではなく、彼らも我々と同じだということを、より悪くも、より良くもないということを知り、
ロシア人の行動を状況に合わせて理解」することが必要だ。ソ連封鎖政策の哲学的根拠を提示したジョージ・ケナンでさえも、
最近は「西欧は、プーチンの政策が安保だという明白で合理的な考慮で明確に説明されうるということを否定する」と述べ
「西欧は自分たちの行き過ぎた攻撃性に対抗しようとしているということでロシアを罰するだろう」と批判した。
(略)
ウクライナの危機は、NATOをめぐり自国の勢力圏を拡張しようとする米国とロシアの国益衝突から生じる。
米国とロシアの両方に善と悪の側面がある。どちらかが一方的に善であり悪であるという二分法は、
ウクライナと似た地政学的位置にある韓国を似たような運命に追い込むだろう。
そのことを直視しなければならないと『ルソフォビア』は指摘する。
チョン・ウィギル先任記者


韓国でベトナムのライダイハン問題を報道したリベラル系メディア「ハンギョレ」の記事より
聞いてるか? 嫌儲の自称リベラルのウクライナ擁護派ども