【ワシントン時事】バイデン米政権は8日、ウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁として米国が主導する輸出規制の枠組みに、スイスなど4カ国が加わったと発表した。参加国は日本や欧州連合(EU)を含め計37カ国となる。米国のハイテク製品や技術の軍事利用阻止へ主要国が連携し、制裁効果を高める。

スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインが新たに参加。永世中立国のスイスは2014年のロシアによるウクライナ南部クリミア併合の際には制裁に及び腰だったが、方針を転換。ロシアの新興財閥(オリガルヒ)などがスイスに隠し持つ資産を凍結するなど、制裁の「抜け穴」を封じる姿勢を鮮明にしている。(2022/04/09-10:27)

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