大谷の活躍如何が米球界の命運を左右しそうだ。また、チーム事情によって、3つ目≠フ役割も務めなければならないようだ。

「昨季、故障でチームを離脱していたM・トラウト、A・レンドンのスラッガーが復帰します。大谷1人に集中していた対戦チームのマークも緩むでしょうが、トラウト、レンドンを休ませる日も出てきます。DHを『大谷の指定席』にすることはできません」(同)

つまり、大谷が外野守備を任される試合も出てきそうなのだ。それを予感させるように、エンゼルスはオープン戦絶好調だった外野手のJ・アップトンを40人枠から外してしまった。

外野手には主砲のトラウトのほかに、B・マーシュなどの若手もいるが、未知数だ。大谷は花巻東、日本ハム時代から外野手出場したときは、強肩ぶりも披露している。マドン監督も昨季終盤、「大谷の外野起用」を示唆していた。外野手を含めた1人3役≠ニなる可能性はかなり高い。

「新労使協定が終わったのに、エンゼルスでは『これからが本番』の声も聞かれます。大谷の年俸は今季までの2年総額850万ドル(約10億円)。今オフ、年俸調停権も獲得します。米メディアは『10倍の価値がある』と伝えています」(前出の米国在住ライター)

https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12311-1569322/