学問分野の壁を越えて、現代社会の構造や心理を分析した社会学者で東京大名誉教授の見田宗介(みた・むねすけ)さんが1日午後2時33分、敗血症のため東京都八王子市の病院で死去した。
84歳。
東京都出身。
葬儀は近親者で行った。
喪主は妻仁子(ひとこ)さん。

 1960年東京大を卒業、助教授を経て82年教授に。
情報化社会の光と闇を解明した「現代社会の理論」、人間の根源的問題と格闘する社会学のあり方を示した「社会学入門」などの著書で、日本の社会構造を理論的に究明した。
幅広い視点に立った独自の考察は「見田社会学」と呼ばれた。
「気流の鳴る音」などを真木悠介の筆名で発表した。

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