サツマイモ害虫「アリモドキゾウムシ」 鹿児島市・谷山港で見つかる 繁殖可能性は低いか
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鹿児島県は7日、サツマイモの特殊病害虫アリモドキゾウムシの雄1匹が、鹿児島市の谷山港に仕掛けられたトラップ(わな)にかかったと発表した。同港付近では、昨年10月にも雄1匹が見つかっており、農林水産省門司植物防疫所などがトラップを増設して警戒していた。

 アリモドキゾウムシはトカラ列島以南に生息し、島外への持ち出しは植物防疫法で規制されている。誘殺地点の周辺にイモ畑などがないことから、貨物に紛れ込んできた可能性がある。誘殺数が1匹しかいないため、周辺で繁殖している可能性は低いとみられる。