ウクライナの首都・キーウ近郊にあるブチャで多くの市民の遺体が見つかり、ロシア軍による“虐殺行為”と非難されています。ロシア政府の認識は・・・。「報道特集」の金平キャスターが、駐日ロシア大使のガルージン氏に単独インタビューしました。

7日、駐日ロシア大使のガルージン氏が報道特集の取材に応じた。

金平茂紀キャスター
「ガルージン大使、率直にお聞きしますけども(ブチャで)虐殺があったことは認めますか?」

ガルージン駐日ロシア大使
「認めないです。そもそも第二次世界大戦後、最も残虐な虐殺、軍事犯罪、戦争犯罪を起こしているのはゼレンスキー政権です。ロシアに泥を塗るために意図的に挑発的な事件をでっち上げたのはウクライナ側です」

“でっち上げだ”と断じたガルージン氏。

用意されていたモニターに大使館が編集したという映像を映して説明を始めた。タイトルは「ブチャ市の真実」。

ガルージン駐日ロシア大使
「(遺体が見つかったのと)同じ通りです。誰もいないです。遺体とか」「つまり明らかにそれがウクライナ軍・ウクライナ当局による挑発で自作自演のでっち上げです」

ロシア軍が撤退した後にウクライナ側が撮影したとする映像を示し、“ブチャの通りには遺体が無かった”と主張した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/633bc756b1fd77b3286ac21cc5485147e4075ecf