Ultimaシリーズの作者として知られるリチャード・ギャリオット氏が、ブロックチェーン技術を採用したMMOの開発スタジオを立ち上げた事が明らかになった

リチャード・ギャリオット氏は、新たに設立した開発スタジオ「DeMeta」で、NFT等のブロックチェーン技術を採用したMMOを制作する。

インタビューによると、ギャリオット氏は「Ultima Online」時代のハウジング用の土地不足について言及しており、ウルティマオンラインの土地をeBayのような外部サイトで売買する行為が横行したものの、開発会社に利益が全くなかったとしており、「リアルマネートレードをする人々から私たちが得たのはリスクと苦情だけだった」と話している。

ギャリオット氏は、「NFTのようなブロックチェーンは、ゲーム内の土地のような仮想資産を購入・販売・取引しているプレイヤー間で非常に公平で一貫性のある方法で、ゲーム内の経済を明快なものにできる」としている。

一方で、ギャリオット氏は近年、MMORPG「Shroud of Avatar」を制作したものの、全くヒットしなかったため、新たなプロジェクトについて懐疑的な声も上がっている。

開発スタジオを所有するDeHorizonのCEO、トッド・ポーター氏は、「Ultimaには2500万人以上の大勢のファンがいます。私たちの使命はMMOを次の段階に引き上げることです」としている。

ソース: PCGamesN



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