安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」の前日に催した夕食会費用補填問題を告発した弁護士らは13日、安倍氏を不起訴とした東京地検特捜部の処分を不服として、「起訴相当」の議決を求めて検察審査会に審査を申し立てた。

 申立書は、「安倍晋三後援会」が山口県選挙管理委員会に提出していた2017〜19年分の政治資金収支報告書を20年12月に訂正した際、補填の原資を隠すため「前年からの繰越額」を増額する形で訂正したと指摘。「訂正内容が虚偽なのは明らかだ」とし、政治資金規正法違反(虚偽記入)に当たると主張している。

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