■「証人を処分」目的…激戦地に再配置か

ウクライナ国防省は先週、ブチャで虐殺を行ったのはロシア部隊「第64自動車化狙撃旅団」だとして詳細を公表しました。

この部隊は、ブチャからいったん隣国・ベラルーシに移動しましたが、わずか2日間休んだだけで、東部の激戦地・ハルキウに転戦してくるとの情報があるといいます。

ロシア側が、こうした強行日程を組んだ狙いについて、こう分析しています。

ウクライナ国防省:「この部隊の兵士たちを、生き残る可能性のない前線に再配置することで、不要な『証人を処分』することにある」

つまり、残虐行為を働いた部隊の兵士を戦闘で死亡させる、いわば"口封じ"の側面があるとみているのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b858991cd42a6c775e0375b6298cb419349448b