姿見えぬ「新しい資本主義」 所得倍増など課題なおざり

産経新聞

岸田文雄政権の看板政策「新しい資本主義」の姿が明確にならないまま、経済財政運営の指針「骨太の方針」と新たな成長戦略を作る6月が近づいてきた。
これまで政府が開いた新しい資本主義実現会議の議題に上ったのはITで事業を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)や脱炭素化の推進などで、歴代政権との違いは乏しい。
首相が問題提起した過去の新自由主義的な政策によるゆがみは解消されず、逆に取り込まれてしまったようにも見える。

https://news.yahoo.co.jp/articles/281e4eb9ee62e82e88d72d27b543b29b294f4755