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ロシア軍が占領していたウクライナ北部キーウ(キエフ)州マカリウで、殺害された飼い主を1カ月待ち続けたと話題になった秋田犬「リニ」に、新しい家族が見つかった。ヘラシチェンコ内相顧問が13日、インターネット交流サイト(SNS)で公表したところによると、引き取った女性の名前はウクライナ語で「希望」を意味するナディアさん。
内相顧問によれば、ナディアさんと夫は、犬の飼育や療養の経験が豊富。一家には既に秋田犬「チップ」もいる。ナディアさんは「マカリウのハチ公」と呼ばれるようになったリニの存在を知り、現地を訪問。住民に聞いて探し当て、涙を流すと、リニはナディアさんの顔をなめたという。餌や服を持って数日間通い詰め、ようやく懐いた。(2022/04/14-21:34)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041401127&g=int