ロシアのプーチン大統領(69)が、東部アムール州の「ボストーチヌイ宇宙基地」降りたったのは4月12日だ。すぐそばに複数のSPや軍人がつき添う。そのうち1人の手には、真っ黒なカバンが――。

「黒いカバン」が多くの人の目にさらされたのは、この日だけではない。
4日前の4月8日。極右政党党首の葬儀にプーチン大統領が参列した際にも、警護スタッフが同様のトランクを持っていた。
英紙『タイムズ』や『ザ・サン』は、以下のような見出しで「黒いカバン」について報じている。

〈プーチン氏が極右政治家の葬儀に参加し『核のボタン』と一緒に写真におさまった〉

〈プーチン氏 『核のボタン』を運ぶスタッフとともに葬儀へ参列〉

◆「核のボタン」の中身

見出しに踊る「核のボタン」とは、核兵器の使用を決定する運命のカバンだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f01baa392ed01f90f62c6906b70d8d8698c05a1f