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まず戦闘服。自衛隊はいまだにビニロンを使っている。この難燃性ビニロン混紡の戦闘服は色落ちが激しいことでよく知られている。2017年には公正取引委員会の調査で納入業者であるユニチカとクラレの談合が認められた。

(中略)

件の報告書でもビニロン繊維を使用しているのは日本だけだと書いてある。実際に現場の隊員からは自衛隊の迷彩戦闘服は色落ちが激しいと苦情をよく聞く。筆者は職業柄世界中の戦闘服を見る機会があるが、他国の戦闘服でこれほど色落ちの激しい戦闘服はほとんどない。

実際は世の中にはビニロンより優れた繊維があるのに、ビニロン縛りにしているので競争原理が働いていないようだ。このためわが国の繊維大手で、外国の軍隊に繊維を供給している帝人などですらも参入できない。

陸自の個人装備が心もとなさすぎて不安になる訳
https://toyokeizai.net/articles/-/446250