円相場 1ドル=126円台後半に 約19年11か月ぶりの円安水準

週明けの18日の東京外国為替市場、円相場は、1ドル=126円台後半まで値下がりして、2002年5月以来、およそ19年11か月ぶりの円安水準を更新しました。

週明けの18日の東京外国為替市場は、アメリカの長期金利の上昇を受けて、より利回りが見込めるドルを買って円を売る動きが強まりました。

このため円相場は、1ドル=126円台後半まで値下がりし、15日につけたおよそ20年ぶりの円安水準を更新しました。

市場関係者は「日米の金融政策の違いから、日本とアメリカの長期金利の差が広がるという見方が出て円が売られやすい展開が続いている。ただ、きょうの衆議院の決算行政監視委員会で 日銀の黒田総裁が『急速な円安はマイナスが大きくなる』などと述べたことが伝わると円安をけん制する発言と受け止められ投資家がドル売り円買いに動く場面もあった」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220418/k10013586821000.html