鶴は北欧の方では不吉な鳥とされているようです。
特にケルト神話では死を運ぶ鳥に位置づけられています。
同じくケルト神話にエススという神がいますが、雄牛や三羽の鶴と一緒に描かれる事が多いです。
エススは殺戮を好む神で、『血の祭壇に在りて屹立』していると言われます。エススを主神として信仰していたのはガリア地方北部の種族だそうです。
また、冥界の神プウィルは鶴の姿をしていると言われます。

所変わってキリスト・ユダヤ教で語られるソロモン72柱の悪魔の一人、ナベルスは黒い鶴や鳥の形で描かれることがあります。