【シンガポール共同】
シンガポールのリー・シェンロン首相は19日、環太平洋連携協定(TPP)への米国の復帰について「米国の内政事情のため現時点では不可能で、交渉はしていない」と話し、実現可能性が低いとの見通しを示した。リー氏と共同記者会見したシンガポール訪問中のニュージーランドのアーダン首相も「現実的ではない」との認識を示した。

共同声明では、TPPや両国が原加盟国となったデジタル貿易の円滑化を目指すデジタル経済連携協定(DEPA)について、これらの高い水準を受け入れる国々への拡大を歓迎するとした。

共同通信
2022/4/19 17:36 (JST)
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