日本維新の会と国民民主党は、夏の参院選の京都選挙区(改選数2)と静岡選挙区(同)でそれぞれが支援する候補を「相互推薦」する方向で調整に入った。近く決定する方針。複数の関係者が19日、明らかにした。
京都選挙区には立憲民主党の福山哲郎前幹事長(60)が立候補予定で、国民が維新候補を推薦すれば両党の溝は深まりそうだ。

 維新の馬場伸幸共同代表と関係が近い国民の前原誠司代表代行(衆院京都2区)は福山氏と疎遠とされ、国民、立民の両府連間で選挙協力の具体化は進んでいなかった。関係者によると、国民府連は維新新人の大阪ガス社員楠井祐子氏(54)の推薦を党本部に申請した。

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