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◆1000年の歴史を持つ正教会、戦争で分裂の兆し
ロシアのウクライナ侵攻を契機に東方正教会の首長格であるバルトロメオ1世総主教(コンスタンチノープル正教会)とキリル総主教の葛藤が頂点に達し、東方正教会が真っ二つに割れる兆しが見えている。
バルトロメオ1世総主教はあるインタビューで「キリル総主教はプーチン大統領とそれほど多くのことを同一視するべきではなかった。さらにウクライナ侵攻を『神聖なもの』と呼ぶべきでなかった」と話した。あわせて「正教会は戦争、暴力、テロを支持しないため、(キリル総主教は)正教会全体の名誉を失墜させている」と付け加えた。
両者の葛藤は2014年ロシアのクリミア半島強制併合以降大きくなった。モスクワ総主教庁に所属していたウクライナ正教会がクリミア戦争を契機に独立を要請し、バルトロメオ1世総主教がこれを事実上承認してからだ。
その後、ロシア正教会はバルトロメオ1世総主教との断絶を宣言した。ウクライナ正教会は一部は独立して一部はモスクワ総主教庁所属として残った。WPはキリル総主教の戦争支持は自身に所属している1万2000カ所の教会の教会信者を重要視していない傍証だと指摘した。
https://s.japanese.joins.com/jarticle/290137