ドイツ南東部、バイエルン州のメールマイゼル近郊にある動物園で4月19日、3年前に「プーチン」と名付けられたイノシシの改名式が行われた。ロシアの純血種の遺伝子を受け継いでいたため、プーチン大統領にちなんで名付けられたが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて新しい名前を募集していた(ナレーションなし)。

独バイエルン州の動物園に住む「プーチン」というイノシシが改名。
ロシアの純血種の遺伝子を受け継いでいるため、3年前この名前が付けられたが、ロシアのウクライナ侵攻を受け新しい名前を募集。バイエルンの人気絵本に登場する警官「エバーホーファー」に決定した。
来園者のローター・フーバーさん
「改名はいいことだと思う。えさの時間になって、『プーチン』という名前が呼ばれ、イノシシが来るのを見たら、みんな怖がるだろう」
改名式ではマジパンとイノシシ用のケーキが出された。「エバーホーファー」自身は、式の間木陰に隠れて出てこず、ケーキのほとんどは、仲間のイノシシの胃袋におさまった。
体重は200kg近く、ドイツで飼育されているイノシシの約3倍だという。