https://news.goo.ne.jp/picture/nation/20220422-567-OYT1T50249.html

 福島県郡山市の飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で2020年7月に起きたガス爆発事故を巡り、郡山市が店の運営会社など6者を相手取り、計約600万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、福島地裁郡山支部(本村洋平裁判長)であった。被告側はいずれも請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。

 訴状では、爆発が起きた原因について、6者それぞれの過失行為が重なったと主張。爆発によって「固定資産・都市計画税の減免、災害ゴミの収集費用などの支出を余儀なくされた」としている。

 市の代理人は報道陣の取材に応じ、「大きな事故の責任がどこにあるのか、自治体として司法の判断を仰ぐことが目的」と説明した。