パドレスのダルビッシュ有投手(35)が24日深夜、自身のツイッターを更新し、
ロッテ・佐々木朗希投手(20)に詰め寄るようにした白井球審を擁護する投稿を並べた。

 24日のオリックス戦の2回に、佐々木朗が際どいコースをボール範囲されたことに納得のいかない表情を見せたために、
白井球審が注意したとみられる。試合後、白井球審は「コメントすることは一切ありません」とノーコメントの姿勢を貫き、
井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思います」と話していた。

 20歳の佐々木朗に対して感情的になった白井球審に批判的な意見が多い中、
ダルビッシュはツイッターで「野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。
選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」と投稿。
その後も寄せられたコメントの引用リツイートや返信する形で、私見を並べ続けた。

 「選手がセルフジャッジで審判のメンタルも考慮せずに恫喝まがいのことしても弁明や説明、謝罪すらされないのは当たり前、
むしろ忘れさられる審判側のことは考えたことありますか?」

 「プロの審判やってから言いましょう」

 「自分のことだけじゃなく審判の立場も考えた方がいい気がします」

 「野球経験が長くなるほど審判の大変さがよくわかります。
元プロ野球選手でも練習試合などの審判をするとひどい判定連発するのに、少しのミスですらビデオでスロー再生されて
批判されますからね。成功を褒められることもほぼないですし」

 「そもそも野球規約には監督、コーチ、選手が判定に意義を唱えることが許されていないらしい。
知らなかった。今まで申し訳ございませんでした」

 最後には、ルールでストライク・ボール判定に選手らが異議を唱えることができないことが規定されていることを理解し、
謝罪するツイートもあった。

https://www.excite.co.jp/news/article/SportsHochi_20220425_OHT1T51005/