だが1937年に発生した226事件において
自分の養父母であった鈴木貫太郎夫妻が襲撃されたとの報に接し
激怒し
臣下の間で収めるべき案件にもかかわらず朕自ら近衛師団を率いて鎮圧すというように
片方に肩入れしてしまった
この事件により軍部に逆らったら暗殺されるという事がよりはっきりした事はもとより
天皇の判断もまた侮れないという事を再認識させられた