吉本隆明「暴動により支配層を打ちのめす事もせず、天皇の『終戦』詔勅をうなだれて聞く大衆に絶望のイメージを見た」★2 [511393199]
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丸山真男が一兵卒として体験した戦争は、一言でいえば知識人として「普遍的な」意味を持つ体験であった。才能ある丸山は、それを自覚的に、また思想的に体験した。敗戦前に彼がすでに戦後日本の「民主主義」を先取りしていたことは、彼の俊敏さとともに、それが「進歩的」知識人として「普遍的な」体験であったことを物語っている。実践される前に「先取り」されたがゆえに丸山の「民主主義」は、戦後大衆が奪取すべき民主主義とはかい離したものとなる徴候をはらんでいたともいえる。
・・・・・私(吉本)が丸山の敗戦までのイメージをよくつかめなかったのは、ほとんどその思想が大衆の生活思想に、ひと鍬も打ちいれる働きを持っていなかったことを意味している。
リベラルな日本知識人の多くはアタマのなかで考えあぐねていた。
「敗戦で打ちのめされた日本の大衆は、支配層の敗残を目の当たりにし、食物も家もなくなった状態で、何をするだろうか?
暴動によって支配層を打ちのめして、みずからの力で立つだろうか?
あるいは徹底抗戦をゲリラ的に進めて、「終戦」をほんとうの「敗戦」に持っていくだろうか?」・・・・と。
しかし日本の大衆はなにもしなかった。
大衆は天皇の「終戦」詔勅をうなだれて聞き、無抵抗に武装を解除して、荒れ果てた故郷に帰っていくだけであった。
わたしたちはこのとき絶望的な大衆のイメージを見たのだが、丸山に言わせれば、「解放された御殿女中とはこういうものであった」。
・・・・・残念なことに丸山真男の戦後の思想からは解放された御殿女中のその後を聞くことができない。
吉本隆明 『丸山真男論』(ちくま学芸文庫)1/2 - 週に一冊
http://oshimayukinori.hate
nablog.com/entry
/20150112/1421027205
※前スレ
吉本隆明「暴動により支配層を打ちのめす事もせず、天皇の『終戦』詔勅をうなだれて聞く大衆に絶望のイメージを見た」 [511393199]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1606653597/ アホみたいに暴れる暇あったら復興のために汗水流して働いたほうがマシという
クソ合理的判断をしただけでは? 戦前は農本主義ファシストだったくせにそれをずっとごまかしてた吉本隆明 日本の「進歩的知識人」がなぜ日本の民衆に疎まれるのか
こういう文章みるとなんとなく察せられる 娘を文壇という御殿に上げるために必死だった男の言うことは説得力あるなw ニッポンジンは支配されるのが好きなんだよ
ずっと昔からね
だからこんな奴隷システムの変形みたいな
いびつな社会になってる
>>8
ぜんぜん日本の思想史分かってねー
吉本は進歩的知識人に対するカウンターそのものですよ 普遍絶対の優れた欧米進歩の思想を理解し信奉してる自分たち自由な知識人と
遅れたアジアの奴隷のような精神を持ってる愚かな大衆
↑
こういう構図なんかね
俺は吉本隆明の大衆論は読む価値あると思ってるけど
結局彼も現在のネット時代の大衆というものは捉えられては無かったように思う
平たく言うと吉本の想定していたよりずっと大衆は頭が悪いということ いびつじゃない社会ってどこにあるんだよ
「これだから日本は・・・」も結局は日本特殊論変形でひねくれて裏返った日本優越論だよ 占領軍が動き回って鎮圧してたけど、戦後は十分無秩序だったろ
まあ元気に暴れてたのはケンモが嫌いそうな
いきがった反社、反グレ、維新一派みたいな連中だけど 丸山真男はリベラルじゃないよ、その反対
戦後知識人の後光も眩しき「左翼」w 丸山的な進歩的知識人の百番煎じくらいがケンモメンだろ
自分は賢いと思い込んでジャップだの何だと見下して悦に入ってるんだから >>12
進歩思想に対するカウンターという思想も
結局は欧米の進歩の歴史の延長線上から出るものではないんでないかね 吉本隆明読みたいんだけど文章が独特で
ものすごく読みづらい 明治初頭に国のことを考えて頑張ってた連中はみんな政府に反乱分子として粛清された
その頃アホな民衆たちは「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」と馬鹿騒ぎして知らん顔だった
そして民衆のために立ち上がる者はいなくなった 西洋はずっと「相対化」という姿勢をその思想の歴史上でやってきたから
世間の思い込みを相対化することで普遍へと至るイデア論→キリスト教
キリスト教の普遍の相対化、理性→経験と実在の根拠を落として求めていくことをやった近代
経験論と科学、理性と進歩をまた相対化した現代
ずっと「相対化」の歴史だな >>16
それは君がひねくれものだから世界がそう見えるんだよ まぁ日本人って、なんでもあるがまま状況を受け入れちゃうんだと思うよ
ネットがあれば不満の声だけは吐き出せるようになったけど、
吐き出すだけで何もしない 何も行動を起こさない
「どうせ何しても変わらない」という虚無の感情がある
それはある意味では当たっているのだが
チャンスはあった
もし民主党が政権取って、それで日本が良くなったら
「投票は日本を変えるチャンスなんだ」と思わせられた
でもダメだった
民主党は自民党より素晴らしいという事を示せなかった
結果、(自民党も民主党もダメで)
投票する事には意味がないという事になってしまった だからこそちゃんと選挙にいこうね、って風にもならんっていうね
何がしたいんだろうね 丸山真男の言葉でケンモメンが一番肝に銘じるべきは次の文章
丸山眞男「戦争責任論の盲点」
「共産党・・・彼等があらゆる弾圧と迫害に堪えてファシズムと戦争に抗して来た勇気と節操とを疑うものはなかろう。
・・・しかしここで敢てとり上げようとするのは個人の道徳的責任ではなくて前衛政党としての、
あるいはその指導者としての政治的責任の問題である。
・・・つまり当面の問いは、共産党はそもそもファシズムとの戦いに勝ったのか負けたのかということなのだ。
政治的責任は峻厳な結果責任であり
・・・敗軍の将はたとえ彼自身いかに最後までふみとゞまったとしても依然として敗軍の将であり、
敵の砲撃の予想外の熾烈さやその手口の残忍さや味方の陣営の裏切りをもって
指揮官としての責任をのがれることはできない。
戦略と戦術はまさにそうした一切の要素の見透しの上に立てられる筈のものだからである。
もしそれを苛酷な要求だというのなら初めから前衛党の看板など掲げぬがよい。」
安倍が悪い自民が悪いといい続けて結局負け続けてる
選挙に勝つということも含めて政治なのに
だから左翼は駄目なんだ >>29
負けたサヨクが悪い!
丸山も所詮甘ったれよ
だったらお前は勝ったのかよ前線で底辺二等兵に殴られまくったくせに >>25
権力には逆らわず受け入れるけど
民衆同士だとマナーを押し付けて他人を変えようとする行動起こすじゃん こんな事言って恥ずかしい…
三島は潔よかったな…ホモだけどさ… >>25
トランプもバイデンもゴミだがそれでも投票で示してるが?
マクロンもルペンもゴミだがより有害なゴミを取り除いてるが?
お前の言うことが本当ならやってないのジャップだけじゃん >>30
丸山が自戒と自責の念を込めて言ってることもわからんか
そうしてお前らは負け続ける
自民がーアホなネトウヨがーと一生言い続けながら
ネトウヨに負け続けのくせに自分のほうが上だと思い込んだままな 日本はずーっとお上お上だからな
もう国民に奴隷根性が遺伝子に組み込まれてる >>34
自戒の念があるならば次は勝てるように協力しよう!となるのが普通であって
戦いもしなかった負け犬が正当に戦って負けた連中にケチ付けんのはみっともない以外の何者でもねえよ
それはおまえもな その国民の奴隷根性が何故生まれ根付いてるのかの原因分析も対処対策法の考案もできない自分のバカさ加減をなんとかしろよ 大衆は「腐敗と暴力の支配する時代がやっと終わった」としか思わなかったし
ちゃんとメーデーや労働争議で暴れまくって左派政党を伸ばした
終戦直後に暴動を起こしたらそれに乗って旧支配層がすぐに返り咲くことを大衆はちゃんと知っていた >>1
> 大衆は天皇の「終戦」詔勅をうなだれて聞き、無抵抗に武装を解除して、
大衆の武装=竹やり >>39
> 終戦直後に暴動を起こしたらそれに乗って旧支配層がすぐに返り咲くことを大衆はちゃんと知っていた
おいおい・・
事後の合理化もいい加減にしとけ
ネトウヨやキモオタの現状追認の人生といい勝負 暴動起こせないレベルまで疲弊するまで降伏を待っていたんだよ
普通ドイツが降伏した時点であきらめるじゃん
そういう事です
思惑通り食うものにも困るレベルで国民は疲弊し
本土決戦用に集積したといわれる物資はすべて上級が闇に流し
現在の支配者層を形成するに至った
これが日本の歴史 ギブミーチョコレート!
前略マッカーサー元帥様!抱いて!
ちょっと無理があるよなw >>30
> 丸山も所詮甘ったれよ
> だったらお前は勝ったのかよ前線で底辺二等兵に殴られまくったくせに
すると丸山が件の二等兵をボコボコにしてたら、おまえの彼への評価は変わるのか
底辺の頭のなか見てみた・・くはないなあw 国連の信託統治(GHQによる)が終わり独立したとき、国会は
「ありがとう!マッカーサー元帥!!ありがとう」決議を採択したんだよな、たしか?
これが日本だ!w >>44
ボコボコにできないのはもちろんやむを得ないのだが、日共にだけなんで日帝をボコボコにしなかったんだよ!って言ってるのが丸山なんだからしょうがないじゃんw
お前の理屈だと丸山はド底辺の頭の持ち主と言うことになるが、まあ俺はそんな珍説は採らないけどね >>32
> 三島は潔よかったな…
三島の小説のあの完璧に構築された空っぽさ
まさに戦後日本。ああいうのしか書けなかったひと そのくせ共産党が革命を目指した歴史は
アカの暴動wとか言って冷笑するのが普通の日本人の姿勢として推奨されてるw >>46
> 日共にだけなんで日帝をボコボコにしなかったんだよ!って言ってるのが丸山
あ、見落としてたわw 敗戦後の日本人がマッカーサーに送った手紙の内容
「あなたの子どもを生みたい」
「アメリカのスパイにさせて下さい」
「アメリカの手先に使用させて下さい」
「なるべくなら植民地にして下さい」
「日本之将来及ビ子孫の為め日本を米国の属国となし被下度御願申上候」
「毎日元気で働けるのも全くあなた様の御親切のおかげと心から御礼申し上げます」
「米日合併一体となりて救わるるか、さもなくば共産主義制度によりて復興するか 」
「私は貴国が枉げて日本を合併して下されることによりてのみ日本は救はれるのであると確く信じます」
「昔は私たちは、朝な夕なに天皇陛下の御真影を神様のようにあがめ奉ったものですが、
今はマッカーサー元帥のお姿に向かってそう致して居ります」
「マッカーサー元帥殿を日本国民教育のため元帥の戸籍を日本に貰ひ受けることを御願ひ申上げます」
「日本一般国民の最も尊敬する元師[ママ]の銅像と平和記念塔を国民の熱意により建立したい」
拝啓マッカーサー元帥様 占領下の日本人の手紙(岩波現代文庫)
https://www.iwanami.co.jp/book/b256310.html 鎌倉幕府にしろ戦国時代にしろ明治維新にしろ日本人にとっての戦争はずっと支配階級同士の勢力争いだったからな
1945も日本人はそういうもんだと思ってたんだろ
だからそれを利用すればGHQとしても統治しやすかったんじゃないの . _
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|_|―、_ノ >>50
いつの時代でもケンモメンみたいなやつはいるということ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています