〔米株式〕NYダウ反落、300ドル超安=ナスダックも安い(26日午前)

 【ニューヨーク時事】26日午前のニューヨーク株式相場は、米主要企業の決算発表が相次ぐ中、反落している。
午前9時50分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比302.08ドル安の3万3747.38ドル。
ハイテク株中心のナスダック総合指数が194.66ポイント安の1万2810.19。

 今週は、S&P500種株価指数を構成する企業の約3分の1の決算が集中する。
この日引け後のマイクロソフト、アルファベットのほか、アマゾン・ドット・コムやアップルなど高成長のハイテク大手の業績への関心が高い。
リフィニティブによると、25日までに報告を終えた102社の77.5%が市場予想を上回る業績を計上し、従来平均の66%に比べて今四半期は好調に推移している。

 しかし、世界経済の先行き不透明感が投資家心理を圧迫。
ウクライナ紛争が長期化しているほか、新型コロナウイルスの流行に伴う中国大都市でのロックダウン(都市封鎖)、急速な利上げによる米景気減速などへの警戒感が強く、
テスラのツイッター買収発表などをきっかけとした前日の買い意欲は後退している。

 個別銘柄を見ると、朝方決算を発表したスリーエム、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)がいずれも下落。
前日に5%超上昇したツイッターは1.7%安、テスラは3.5%安。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a053973eeda2953fd7b5345abe8b339c020e28b

https://i.imgur.com/4qq86ou.png