「当選して3か月経った7月頃から“怪しい人”に政務活動費が注ぎ込まれるようになったんです」

 そう話すのは、地方紙社会部記者だ。

 政務活動費は年間で約540万円まで使用が認められているものだが、

「“怪しい人”というのは、60歳代の男性占い師・M氏。以前から秋田市議と親交のあった人なのですが、
彼が東京の六本木に会社を設立したのは19年9月で、その翌月から秋田市議の政務活動費が振り込まれるように。
お金を流すために、会社を作ったかのようなタイミングですよね」(同・記者)

 M氏の会社への振り込みの名目はというと、『台風に関する調査』『コロナウイルスに関する調査』など。
本当に調査を依頼していたのか……。たとえ調査していたとしても、市議が政策方針を占い師に頼っているのは
問題視される行動ではないだろうか。

 しかも、その金額というと……およそ1年半に渡って20数回振り込まれており、多いときには1回60万円を超え、
合計すると、711万円にものぼる。

https://www.jprime.jp/articles/-/23866