2020年11月、路上生活をしていた大林三佐子さん(当時64)が渋谷区幡ヶ谷のバス停前で死亡した事件。傷害致死の疑いで逮捕・起訴され、現在保釈中だった吉田和人被告(48)が4月8日、都内で死亡しているのが見つかった。飛び降り自殺と見られ、警視庁が詳しい状況を調べているという。

 石を詰めたペットボトルで女性を殴打した理由について「彼女が邪魔だった」と語っていた吉田被告。来月17日に予定されていた初公判を迎えないまま、その生を終えた。いったいどのような人物だったのか。高齢の母への“偏愛”、隣人が明かした“問題行動”、事件発生直前の吉田被告の様子を報じた「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2020年12月3日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)


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