「自分の指導が正しいと思い込んでいた」と当時を振り返る大久保。「偏見をもって善悪を定めていたんですよ」「噂だけで(菊池)雄星を責めた。これは最低の僕のミス」と反省の弁を述べ、「(裁判を)やっている内に自分が悪いと分かり出す」「あれはもう、100%僕が悪い」と自らの非を認めた。

また、世間からのバッシングは「本当につらかった」。職を失い、周囲の目を気にしながらの生活を送る。ある日、電車での移動中に耐えきれなくなり、途中下車して「もう号泣して。このまま死んでやろうかな」「俺は世の中にいらないんだ」と思い詰めたこともあったという。

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