痛くないグローブと金的カップで顔面突きと急所攻撃を可能にした『第1回・極真護身空手道選手権大会』が4月29日、代々木第2体育館で開催された。
全国から44名がエントリー。オープントーナメントだけあって極真空手をはじめ、プロキックボクシング王者や元ムエタイ世界王者、伝統派空手などから強豪が集結した。
1回戦から100kgオーバーの空手強豪選手が金的蹴りを被弾し一本負けするなど、”小よく大を制す”試合で盛り上がる中、
優勝したのは68kgの軽量級選手で伝統派空手・剛柔流の吉田開威（剛柔流朋武館）だった。
主催の浜井識安会長は
「通常のフルコンタクト空手のルールはガチンコの真っ向勝負で体力のある人間が勝利する。
それはスポーツとしては良いが、顔面突きと金的蹴りが禁止のため防御がガラ空きで、そのガードを無視して接近戦でパンチを打ち合うことが多い。
私たちは護身空手として護身術として使える空手を目指している。顔面、金的ありで安全性を高め、大きな人間とも戦える空手。
今回は居合い抜きのような技で決まるなど、一瞬の決めが多かった。まだ第1回だから成熟してないが、今後は金的蹴りのエキスパートも出てきて欲しい。
次回は来春を予定してます」と第2回大会の開催を予告。
次回はどのような競合が出てくるか期待される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/11987c067e71fdaa70ab31a38ed406f8ea6b516e
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