ドーピング騒動カミラ・ワリエワが競技から引退か ズーリン氏「ショーでお金を稼ぎにいく」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b068048509c148edb511a7e08a4fe6afbdcd9a8
北京五輪フィギュアスケート女子シングルで4位となったロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(16)が競技生活から引退すると、1994年リレハンメル五輪アイスダンス銀メダリストで指導者&振付師のアレクサンドル・ズーリン氏(58)が語った。
ロシアメディア「Kinoafisha」によると、北京五輪のドーピング騒動で金メダルを逃した注目のワリエワは、2026年のミラノ・コルティナダンペッツオ五輪を目指さない方針とし、今季限りでフィギュアスケーターとしての競技生活を終えるという。
同メディアは「(北京五輪にコーチとして参加した)アレクサンドル・ズーリンがワリエワに最高の結果を期待することはありそうにない。ズーリンは、スケーターにとって最も合理的な選択肢を次のように考えている。〝彼女は競技のキャリアを終え、エンターテインメントショーでお金を稼ぎにいく〟と…」とし「非常に残念」と報じている。
ズーリン氏は「今やロシアのアスリートにはトレーニングする動機がない」とし、現在の政治情勢から「私たちは長い間、行き詰まるだろう」と話したという。ワリエワ本人のコメントは伝えられていないが、このまま競技から引退することになるのだろうか。