1巻はよくある記憶喪失ヒロインモノ
前の主人公格のステイルが敵として出てきたりインデックスじゃなくて上条のほうが記憶喪失したりと泣きゲーをメタった要素が面白い
2巻からは記憶喪失後の上条に残った「インデックスを傷つけたくない」という想いが残って
上条は〈インデックスを傷つけないために騙し続ける〉という背反な制約を背負うことになりメインヒロイン=インデックスが決定づけられるが
その後20巻分関係性にほぼ進展がなく最終巻で唐突に記憶喪失の告白があるだけ
インデックスの魅力のなさは初期に設定した物語の主軸のブレが直結している