https://mainichi.jp/articles/20220506/k00/00m/040/298000c

 年に2度咲く「四季桜」の名所として知られる愛知県豊田市の「川見(せんみ)四季桜の里」の駐車場にある男子用トイレから大便器の洗浄レバーが盗まれた。豊田市が6日、発表した。同市は県警に被害届を出した。

 市によると、6日午後2時ごろ、利用者から「男子トイレが詰まって流れない」と地元観光協会に連絡があった。市職員が確認すると、男子用トイレにある洋式の大便器のタンクに取り付けられていた金属製のレバー(約2万円相当)が根こそぎなくなっていた。周囲を確認すると、屋外の散水栓の蛇口(約1万円相当)もなくなっていた。

国道419号沿いにある駐車場は、四季桜が見られる秋以外でも多くの観光客らが通り、トイレもよく利用されているという。担当者は「工具でもないと盗めないと思う。巡回を強化したい」としている。男子トイレの大便器の使用は中止するが、多目的トイレは使用可能という。【