「戦後に次ぐ第2の創業ブームを」岸田総理、Web3.0推進に向けた環境整備へ意欲

岸田文雄首相は5日、英国・ロンドンの銀行家や投資家に向けて日本への投資を呼びかけた。制度改革を通して、Web3.0(ウェブスリー)を含む新たなサービスを醸成しやすい環境整備に取り組む意向を示している。

岸田総理はロンドンの金融街の中心にある市庁舎「ギルドホール」で講演を実施し、民間投資を呼び込み、富を再分配することによって「資産所得倍増を実現する」と説明。新しい資本主義を「new form of capitalism」と表現し、海外投資家に「岸田に投資を(invest in Kishida)」と呼びかけた。

特に岸田総理は、資本主義をバージョンアップするために民間の投資を集め官民連携で社会課題を解決し、課題とされる分野に新たなマーケットをつくると語る。「人への投資」「科学技術・イノベーションへの投資」「スタートアップ投資」そして「グリーン、デジタルへの投資」の4つの柱を挙げた。

特にスタートアップ投資では、「戦後に次ぐ第2の創業ブームを日本で起こしたい」と強い意欲を示している。

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