ヒット曲全般の傾向としてイントロを短くするか無くしてしまってすぐに歌い始める曲が多くなったという話は前々から聞いていたけど
ロックの分野ではギターソロが嫌われるようになって今年のグラミー賞ではそれが含まれるノミネート曲がかなり減ったらしいな
もしかすると単なる流行とかコンテンツ飽和のために最初の部分だけで聴く価値を判断する人が多くなったからというだけではなくて
インスト曲(インスト的な部分)に対する感じ方が変わってきてるのかも

ちょうどこの前「映画館でスタッフロールが始まったらすぐ席を立つ人をどう思うか」という趣旨の話題のスレが立っていて
アニメ映画では席を立つ人が極端に少ないのはなんでなんだろうと思ったばかりだけどこれも関連があるかもとふと思った
そのときはアニヲタという人種が原画マンなどのスタッフを注目する人が多いからとか一体感のようなものを楽しみたいとか
アニメではED後に何かあることが多いのを知ってるからとか京アニ事件の影響でスタッフを尊重する人が増えたとかが思いついたけど
アニメ映画はインスト曲ではなく歌が流れることが多いという理由も大きいんじゃないだろうか
仮にそうだとすると「情報」の重視の傾向とつなげることができるかもしれない
つまり言葉のある歌は有意味だがインスト曲は無意味と感じてその「情報」のなさのために関心が薄れてしまうのかも