フットサル後、倒れた男性が心肺停止に・・・ 3人の連係プレーで命救う 印西消防が感謝状

印西地区消防組合(印西市、豊田徳之消防長)は、市内のフットサル場で倒れた男性(45)を連携して救助したとして、フットサル場の川畑潤さん(41)=鎌ケ谷市=と小野島直人さん(40)=松戸市、男性の知人、渡辺一義さん(36)=八千代市=に感謝状を贈った。

 印西西消防署によると、1月18日午後10時ごろ、印西市の男性がフットサルのプレー後に倒れて心肺停止状態となった。川畑さんが119番通報するとともに渡辺さんが胸骨圧迫、小野島さんはAED(自動体外式除細動器)で救命処置を行った。その後、到着した救急隊に引き継ぎ男性の命を救った。

 同署の担当者によると、一般的に呼吸停止状態から4分がたつと生存率は50%、5分で25%まで下がっていくという。今回救急車が7分後に到着しただけに、同消防組合は「迅速な119番通報と的確な応急救護、一連の勇気ある行動が救命の連鎖につながった」と感謝した。
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