生活に役立つ身近な仕組みなのに、ほとんどの国民がその存在すら知らない制度がある。
今年4月1日に始まった「リフィル処方」のことだ。

 リフィル処方は、高血圧症など、症状が安定して長期間同じ薬を服用している慢性病患者を対象に、
医師の判断で、一度の通院で最大3カ月分の薬を処方できる仕組み。
患者にとっては、通院の手間を省ける上に2カ月分の再診料と処方箋料負担を減らせるという大きなメリットがある。

 ところがこんな便利な制度なのに、始まって1カ月が過ぎても、
いまだに制度の存在自体が国民にほとんど知られていないのが実情だ。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70019