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「国民と太い絆、誇るべき」 昭和天皇テーマ、志講演会

志グループ(布川廣志社長)主催の「第14回志講演会」が「昭和の日」の4月29日、大阪市浪速区のプラザ志ビル44であり、中曽根語良氏(昭和聖徳記念財団・昭和天皇記念館元参事)が「日本の国柄を伝え継ぐ」と題して講演。「昭和天皇の国民に寄せる慈悲の心が、日本の国柄を守り、戦後復興の原動力となった」と強調した。


「日本の国柄を伝え継ぐ」と題して講演する中曽根氏
 講演会は中曽根氏を講師に毎年のように開催しており、今回は志グループ創業50周年記念と、同ビルにリニューアルオープンした「昭和天皇記念史料館」の祝賀行事として企画。60人が参加した。

 中曽根氏は国柄を守り伝えていくために取り組まれた、昭和天皇の数々の御聖徳をその時々の和歌を交えながら紹介。「雨中の奉唱式典」「鹿児島湾上の聖夜」「終戦の御聖断」「戦後の地方巡幸」「マッカーサーとの会見」など、昭和天皇を象徴する出来事とともに、常に国民に寄り添われた昭和天皇の姿に触れ、「感動で涙なしでは語ることができない。昭和天皇と、国民の太い絆こそ、日本が誇るべき国柄」と述べた。